スキューバダイビング大会や、水中に長時間とどまる競争などについて聞いたことはあると思います。数分間しか息を止めていられないのに、どうして水中に潜れるのだろう?と常々不思議に思っていませんでしたか?
その答えは主として呼吸法と練習なのですが、他にもいくつかの秘訣があるのです。ただし、息を止めることは誤ったステップを踏めば、危険な事故を引き起こしますので、そのことをしっかり覚えておいてください。失神してしまったり、もっと悪い事態が起こったりする可能性があるので、お気をつけください。
しかし、水に潜らなければ見ることのできない美しい海中世界を、指をくわえて我慢することができますか?できないですよね。用具や酸素ボンベを使わずに潜る人もいれば、もう少しリスクをとって大きく深呼吸をしてから飛び込む人もいます。
参考アドバイス
- 深呼吸の練習をしましょう。息を止める前に、息を大きく吸い、横隔膜の奥底からゆっくりと息を吐き出します。
- 息を大きく吸い、1分半息を止めます。これは空気無しでしばらく耐える感覚に体を慣れさせる練習です。
- 深く吸ってゆっくり吐くというプロセスを繰り返したら、2分半息を止めます。
- 水に顔をつけます。息を止める前に、顔を水につけても構いません。
- あとは、全身の筋肉をリラックスさせるだけです
スキューバダイビングってどう違う?
スキューバダイビングは近年、大変人気のアクティビティとなっており、世界中の多くのウォータースポーツ愛好者を惹きつけています。このエキサイティングなスポーツに惹かれているなら、まずはプロによるダイビングコースを受講することをお勧めします。
スキューバダイビングは通常、危険なスポーツとはみなされていませんが、必要なトレーニングを受けずに行うと、リスクの高いスポーツとなってしまう場合があります。
水中に潜る前にすべきこと4つ
- 水に入る前は、長時間うまく潜っていることができるように、体をリラックスさせましょう。酸素をできるだけ効率的に使うには、体が完全にリラックスしている必要があるのです。
- 呼吸は、スキューバダイビングの準備段階において、二番目に重要なものです。正しい呼吸法は、心臓、筋肉、神経、消化器系、記憶力、集中力など、体に良い影響を与えます。
- 腹式呼吸は、少し練習すれば、容易に習得できます。体を真っ直ぐにして立ち、足を揃えます。そして気持ちを鎮め、リラックスし、雑念を取り除きます。その後、口を少し開いて手の平でお腹を優しく押し込みます。6まで数えて息を吐きます。数秒間息を止め、少し息を吐き、再び息を吸います。呼吸法がうまくできるようになるまで、これを数回繰り返します。
- 上記のテクニックを行うほかに、スキューバダイビングの基本的なルールも守るようにしましょう。第一に、決して一人では潜らないこと。そして、助けが必要になった時のために、常に誰かがそばにいるようにすること。この2つのルールをしっかり守れば、あとは水中の旅を楽しむだけです!海の世界へいってらっしゃい!